日本駐車場開発株式会社

先輩が切り開いた道。
今度は後輩のために切り開く。

藤和那須リゾート株式会社
取締役 リゾート事業部長 藤宮 秀紀 大学在学中に都市開発によって街が活性化することに感銘を受けて不動産業界を志望。2016年にNPDに入社。2018年2月に内部監査室を経て2020年5月に那須興業株式会社に入社。2021年9月に藤和那須リゾート株式会社に出向し、同年10月に同社取締役リゾート事業部長に就任。

「いずれは組織をリードしたい」と入社を決意。

大学生の時に、いつも通りかかっていた駅前が再開発されて、大きな商業施設がオープンしました。あまり人が近づかないような場所だったのですが、開発によって人の流れが変わり、活気づいていく様子を見て、「ビルが建つだけで、街はこんなに変化するのか」と感銘を受け、不動産業を志望しました。就職活動をするうえで、自分の性格に合った企業を絞っていきました。組織の一員として終始するのではなく、挑戦を続け、いずれは組織をリードできる企業で働きたい。その考えにマッチしていたのがNPDです。採用に携わって頂いた営業担当役員に話を伺い、「ここなら目標を果たせそうだ」と確信しました。NPDはオーナー様の資産をお預かりし、駐車場としての価値を高めていくことが主たる業務です。しかしながら熱心に営業しても成果につながらないこともありました。辛いことがある一方で、ご契約いただいたときの喜びはひとしおです。自分と商材を信じることの大切さを今も仕事に活かしています。約2年間駐車場営業に従事したのち、2018年2月に内部監査室に異動の辞令を受けました。20代で内部監査に関われることは大きなチャンスであり、「営業職に戻った時に、この経験は武器になる」と考え、様々な経験を積ませていただきました。その後も様々なプロセスを経て、現在は藤和那須リゾートの別荘部門の取締役を務めています。

人に支えられ、
人を支えていくことで成長する。

藤和那須リゾートでは東京ドーム180個分の敷地に、5000区画の別荘を分譲しています。オーナー様に対して様々なソリューションを提供したり、新規の別荘を販売しています。また、水道事業や別荘地の除雪など、行政的な役割も担っています。別荘を購入されるお客様の中には、住居として使用される方もいらっしゃいますので、様々な意見に耳を傾け、別荘地はもちろん、那須全体を住みよい街にすることを目標としています。現在、私は別荘事業を統括していますが、実のところ若さゆえのプレッシャーも感じています。部下の中には社歴が長い方や、年長の方がたくさんおります。特に藤和那須リゾートは、ここ数年で連結子会社化しており、すぐさま人間関係を円滑にすることが難しい状況でした。その中で私が行ったのは、人生の先輩に教えをこうために人の中に飛び込んでいくことでした。こうしたコミュニケーションを重ねることで「若い取締役を支えていこう」という雰囲気が少しずつ生まれた気がします。これからの時代は、ニーズに合わせたサービスを作り出す能力が求められます。当社においては、お客様からの声に耳を傾け、室内清掃や買い物などを代行し、ホテルのような感覚で別荘を利用できるサービスを開始しました。新たなサービスの多くは、スタッフからアイデアを募り、トップが商品化できるクオリティにアレンジするなど、全社をあげて取り組んでいます。今後の私自身の変革として、一つの会社を任せてもらうことを目標に掲げています。他の会社であれば大胆な発言かもしれませんが、すでに目の前には見本となる先輩がたくさんいます。自分もそうであったように、社員に対して成長やチャレンジの機会を与えてくれる社風を受け継いで、新卒や様々なバックグラウンドから入社した社員に、いろいろなことに挑戦できる職場環境を作っていきたいです。


※掲載情報は取材当時のものです。