書類を見るな。現場を見ろ。
NPDに入社するきっかけは、まさしく「人」。大学にも通わず、長い間社会に出ていなかった私ですが、NPDの人々と出会い、すぐにここなら楽しく働いていけるとわかりました。話し方ひとつ、質問の仕方ひとつに、自分がどんどん引き込まれていきましたし、皆の熱意をもってイキイキとしている姿に感動したことを覚えています。今は、日本テーマパーク開発という子会社の内部監査部門責任者として、栃木県の那須に着任しています。那須には2016年に当社グループへ加わった会社が運営するテーマパーク、那須ハイランドパークや、別荘地の那須ハイランドがあり、どのように仕事を効率化して、お客様により良いサービスを提供できるかなどが課題です。実は、着任してはじめの数ヶ月は、思うように成果が出ない日々が続きました。そんな時に行われたミーティングで、同席していたNPD社長の巽に喝を入れられたのです。「お前がこんなところで足踏みするとは思わなかった」と。あんなに悔しさが込み上げたのは、人生でそう何度もありません。でもそのおかげで、たくさんのことに気づくことができ、変わることができました。具体的には、それまで書類上で判断していたことも、現場の細かいオペレーションをこの目で見て、理解した上で自分も実際にやってみることで、改善点を洗い出していくようにしました。チケット販売から、園内のレストラン、夕方になれば物販の店舗に足を運び、閉園後は駐車場という具合に。お客様の動線に合わせて、業務を一連の流れで見ることによって、様々な課題が見えてきました。本当に会社の役に立つためには、現場に出ることが絶対に必要。そのことを改めて肌で感じることができました。これからもこの経験を大切にして取り組んでいきたいと思います。