チャレンジする姿勢と
スピード感ある仕事に惹かれて
高卒で営業職として入社した会社からスキーショップの店員に転職して以来、趣味を仕事にしたいという思いがあったので、一貫してスキー、スノーボードを軸に働いてきました。スキー場・積雪情報サイト「SURF&SNOW」を運営していた「ぐるなび」では、全国のスキー場と取り引きをしていましたが、私が担当した10年の間にスキー場の数が650から500にまで減ってしまったんです。スキー場を盛り上げるためにもいずれ現場で仕事をしたいと思っていたところ、日本スキー場開発からお誘いをいただきました。取り引き先でもあったので仕事ぶりや社風がよく見えていて、他のスキー場がやっていないことをスピード感を持ってやっているのを知っていたので、「一番チャレンジできそうなスキー場の会社はここだ」と思い、転職を決めました。5月に入社すると、まだ案段階だった「ソラテラス」の実現に向けてすぐに動き、8月には開業することができました。その際、最も大切にしたことは地元の人を味方にすることです。バスで送迎して建設段階のテラスを見にきてもらったり、オープン時には地元の人が無料で入場できる期間を作ったりもしました。前職での経験を生かしてテレビや雑誌などのメディアにも戦略的に働きかけていたので、それだけでもお客様には来てもらえたと思いますが、やはり地元の人に応援してもらいたかったんです。これは日本スキー場開発の理念でもありますが、ソラテラスが「地域の武器」になるよう、今も運営しています。