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固定資産の減損損失の計上及び通期業績予想(連結・個別)の修正に関するお知らせ

  • 固定資産の減損損失の計上及び通期業績予想(連結・個別)の修正に関するお知らせ

2012年5月30日

  

大阪市北区小松原町2番4号 大阪富国生命ビル

会社名

日本駐車場開発株式会社

代表者の

役職氏名

代表取締役社長 巽 一 久

(コード番号:2353 東証第一部)

問い合わせ先

管理本部長 小野大三郎 

電話番号

03-3218-1904

 

 

固定資産の減損損失の計上及び通期業績予想(連結・個別)の修正に関するお知らせ

       

当社グループは、平成24年7月期第3四半期(平成24年2月1日~平成24年4月30日)において、固定資産の減損損失を計上いたします。これに伴い、平成23年9月2日に公表しました平成24年7月期通期業績予想を下記のとおり修正いたしますので、お知らせいたします。

 

 

1.固定資産の減損損失の計上について

(1)減損損失発生の理由

当社グループは平成3年1224日に創業以来、ビジネスのフィールドを駐車場に特化しこれまで成長してきましたが、駐車場に次ぐビジネスフィールドとして、大きなビジネスチャンスが存在する「スキー場」の再生を目的とした子会社を平成1712月に設立し、スキー場の再生に取組み、地元の雇用を守り、地域の活性化に取組んでまいりました。3スキー場の運営体制になってからは、収益基盤が安定化し、当期においてもスキー場事業として過去最高の200百万円の営業利益を見込んでおり、当社グループの主力事業として成長を重ねてきております。しかしながら、この度、運営1号案件である鹿島槍スポーツヴィレッジにおいて、資産規模と収益性を鑑みた結果、「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき、保守的に帳簿価額を減額し、当該減少額を減損損失として特別損失に計上いたします。

なお、減損損失計上後の3スキー場合計の有形固定資産帳簿価額は631百万円となります。今後は、スリムなバランスシートで、資産効率とキャッシュ・フローを重視したスキー場経営を行うとともに、適正な設備投資とM&A等による事業規模の拡大に取り組んでまいります。

(2)減損損失の金額

571百万円

 

2.平成24年7月期通期業績予想の修正について

(1)通期連結業績予想の修正(平成23年8月1日~平成24年7月31日)

                   (単位:百万円)

 

売上高

営業利益

経常利益

当期純利益

1株当たり

当期純利益

前回発表予想(A)

11,000

2,000

1,870

1,106

33126

今回修正予想(B)

10,550

1,820

1,880

520

15600

額(B-A)

450

180

10

586

率( % )

4.1

9.0

0.5

53.0

(ご参考)前期実績

(平成23年7月期)

9,607

1,501

1,438

850

25164

 

(2)通期個別業績予想の修正(平成23年8月1日~平成24年7月31日)

                   (単位:百万円)

 

売上高

営業利益

経常利益

当期純利益

1株当たり

当期純利益

前回発表予想(A)

8,600

1,800

1,700

1,000

29951

今回修正予想(B)

8,400

1,680

1,760

1,020

30599

額(B-A)

200

120

60

20

率( % )

2.3

6.7

3.5

2.0

(ご参考)前期実績

(平成23年7月期)

7,916

1,427

1,369

796

23587

 

2.修正の理由

連結業績予想修正の理由

売上高においては、国内駐車場事業について、オフィスビルの空室率の高止まりや商業施設の収益性が低下傾向にある中、不稼動駐車場の収益化需要は堅調に推移したことを背景に、過去最高の水準で物件数が増加しております。しかしながら、第3四半期以降、その新規契約の獲得状況において、進捗が計画よりも遅延しており、また想定よりも立ち上げに時間を要しております。海外駐車場事業については、タイの洪水による直接的な被害は無かったものの、新規契約に関する商談が遅延したこと等により、新規契約獲得が想定よりも進捗しませんでした。これらの理由により、駐車場事業の売上高は過去最高となりますが、当初の計画を下回る見込みです。なお、国内駐車場事業においては、物件数が増加していることから、新規駐車場を含む駐車場全体の稼働率の改善、新規契約獲得の営業体制の強化等、今後の成長に向けて、主に新卒採用を中心として人員の積極的増員を継続してまいります。

営業利益については、上記の国内駐車場事業及び海外駐車場事業の売上高の未達要因により、当初の計画を下回る見込みであります。

経常利益については、IHI運搬機械株式会社の有価証券の売却益が発生したこと等により、当初の計画を上回る見込みです。

当期純利益については、鹿島槍スポーツヴィレッジの資産について、資産規模と収益性を鑑みた結果、「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき、保守的に帳簿価額を減額し、当該減少額が減損損失として発生したことにより、当初の計画を大幅に下回る見込みです。

 

個別業績予想修正の理由

売上高においては、オフィスビルの空室率の高止まりや商業施設の収益性が低下傾向にある中、不稼動駐車場の収益化需要は堅調に推移したことを背景に、過去最高の水準で物件数が増加しております。しかしながら、第3四半期以降、その新規契約の獲得状況において進捗が遅延しており、また想定よりも立ち上げに時間を要しております。これらの理由により、売上高は過去最高となりますが、当初の計画を下回る見込みです。なお、物件数が増加していることから、新規駐車場を含む駐車場全体の稼働率の改善、新規契約獲得の営業体制の強化等、今後の成長に向けて、主に新卒採用を中心として人員の積極的増員を継続してまいります。

営業利益については、上記の売上高の未達要因により、当初の計画を下回る見込みであります。

経常利益及び当期純利益については、IHI運搬機械株式会社の有価証券の売却益が発生したこと等により、当初の計画を上回る見込みです。

 

3.その他

  上記の予想は、現時点で入手可能な情報に基づき算出したものであり、実際の業績は今後様々な要因によって異なる結果となる可能性があります。

以上