帰国子女向け教育、カーシェアリングで、より良い未来をつくっていく
帰国子女向け教育、カーシェアリングで、より良い未来をつくっていく

教育・環境事業のサービス

帰国子女向け教育、カーシェアリング。
時代の流れとともに生まれた事業

日本駐車場開発グループの教育・環境事業のビジネスは、現在、帰国子女向けの家庭教師事業とカーシェアリング事業があります。教育事業を行うTCK Workshop(以下、TCK)は、海外子女・帰国子女を対象にしたオンライン家庭教師サービスです。社会がグローバル化する中、海外で活躍する日本人が増え続けています。そういった両親をもつ子ども達は、海外で教育を受けることになります。その結果、人格形成と学習を行う大切な時期に、母国語以外の言語を習得することで精一杯になり、異文化の中で居場所を見つけられず悩みをかかえる子ども達が少なくありません。適切な支援さえあれば幸せな子ども時代を過ごし、やがて海外での経験をギフトだと感じてもらえるようになるはず。自身も帰国子女である創業者の水田が、そういった想いからはじめた事業です。一方の環境事業を行う日本自動車サービス開発では、カーシェアリングをメインに取り組んでいます。車離れが進み、車の所有形態が変化しはじめている時代において、空いている駐車場や不稼働な車を有効活用する事業として生まれました。国内でも広がりつつあるシェアリングエコノミーにおいて駐車場と車をシェアすることで、より効率的な経済活動につなげると同時にカーボンオフセットへ貢献する環境事業でもあります。

教育事業の取り組みについて

帰国子女として悩んだ経験から、
このサービスを立ち上げました

水田:私は5〜10歳の間、NYで過ごしたのですが、バイリンガル教育や、自由の国アメリカと協調性を重んじる日本、両方の文化の間で悩むことがたくさんありました。帰国子女といえば、一般的には恵まれた環境だと思われることも多いのですが、私と同じように悩みを抱える子どもが少なくありません。また、2カ国語を同時に学ぶため、両方とも常に100点を取れる子はまずいません。必ずどちらか、あるいは両方の学習が遅れる傾向にあります。「もしあの時、同じような経験をもつ大人から励ましてもらい、適切な支援を受けていたら、あんなにつらい思いをしなくても済んだはず」。そんな想いからTCKを立ち上げました。TCKの先生はほぼ全員帰国子女のため、海外子女・帰国子女の子ども達の気持ちが痛いほど分かる先生たちばかりです。親も子どもの将来に不安を抱えているため、子どもだけでなくご両親とも密にコミュニケーションを取りながら支援を進めていきます。それによって、生徒さん自身はもちろん、家庭の雰囲気も良くなっていくところをたくさん見てきました。
そして、なによりも大切にしているのは、海外で育った経験は困難なことだけでなく、かけがえのない経験も与えてくれると伝えていくこと。海外で育った経験を持つ人の多くは、多様な経験から自分と異なる考えであってもすぐに悪意とは受けとめません。なぜそう考えるのかを聞き出し、自分の意見も伝える。そうやって問題を解決する力を養っているのです。こういった高い異文化理解能力は、今後の国際化社会においてきっと役に立つはず。海外子女・帰国子女の子ども達が大人になり、世界中の人々の架け橋になっていく。TCKは、そんな支援ができる事業だと思っています。

日本に異文化理解能力をもつ人を増やし、世界とともに成長していきたい

水田:日本では年間約1万人の帰国子女が帰国しています。2018年5月時点で、TCKは世界約25か国で150名の生徒様を指導しています。まだ困っている家庭がたくさんあるため、今後はより多くの方にサービスを提供していきたいと思っています。そして、いずれはTCKを利用した生徒や先生たちが情報交換できるコミュニティをつくりたいと考えています。私たちが大切にしているのは、学習支援だけでなく、異文化理解能力をもつ人材を育成すること。将来はそれに特化したカリキュラムをつくっていく予定です。世界の人々にとって、日本は独特の人間関係のルールや仕事観をもつ国です。異文化理解能力をもつ人が日本に増えれば、世界中の人たちと協働し、お互いの良さを引き出せる人が増えるはずです。TCKは日本駐車場開発グループにとって新しい、まだまだ小さい事業ですが、きちんとビジネスとして継続し、拡大していくことが重要だと考えています。やがて帰国子女の子ども達が成長し、社会の中で活躍していく。そのためにも、より良いサービスを提供し多くの子ども達に喜んでもらい、事業を拡大させていきたいと思っています。

Creative Images/Shutterstock

環境事業の取り組みについて

一般家庭向けのカーシェアではなく、
法人のコスト削減、環境保全に焦点を当てる

渥美:カーシェアリング事業の強みは、法人のお客様に車の使い方をお伺いして、車両の種類や利用日数・時間を含めた、一社ごとのベストソリューションをご提供できるところにあります。カーシェアリング事業の競合はたくさんありますが、他社のサービスは一般のご家庭向けが多く、法人向けのソリューションを提案しているところはまだ少ない状況です。私たちは日本駐車場開発の駐車場ビジネスから、すでに法人のお客様とのつながりをもっていたため、最初から法人向けソリューションに特化して提案を行ってきました。私たちのサービスをご利用いただくことで、コスト削減はもちろん、より近場の駐車場からご利用いただけるといったメリットもあります。これまで、法人のお客様がスポットで車を利用する場合、レンタカーを利用されることが多かったのですが、私たちのカーシェアリングなら当社および親会社の管理する都心のビル内の駐車場から利用できるため、時間削減にもつながるのです。更に最近では、月極駐車場の期間にあわせて車と駐車場を月極(マンスリー)で貸し出すという、法人の車両担当者の手間を省き、駐車場と車の契約期間ギャップが無い、法人向けの新たなサービスも始めました。法人ユーザーの声を聴きながら、時代にあった新たなカーソリューションをドンドン増やしていきたいと考えています。

21世紀に創業した会社のトップになるため、まずは親会社を超えていきたい

渥美:現在、日本のリース車両は約300万台。そのうち、10~20%はカーシェアリングに変えていただく方が効率的だと見ています。まずはこのマーケットシェアを取るため、法人向けのサービスを充実させていきます。ハッピートライアングルでいえば、駐車場のビルオーナー様と、カーシェアをご契約いただく法人様の満足、そして社会における車の使用環境を向上させることで貢献したいと考えています。その一例として、私たちのカーシェアリング車両にはかならずドライブレコーダーを付けています。効率的な利用方法のご提案はもちろん、利用状況によってメンテナンス頻度を増やすなど、事故を防ぐことも目指しています。また、利用車両のエコカーの割合を増やすことで、環境問題にも貢献できます。これからの時代において、車を商材として取り扱う企業は環境問題から目をそらすことはできません。社員規模1万人、売上1兆円クラスの企業を目指して。21世紀に創業した会社で、いずれはトップになりたいと思っています。まずは親会社の日本駐車場開発の規模を抜くことで、早く親孝行したいですね(笑)。

※掲載情報は取材当時のものです。

PROFILE

株式会社TCK Workshop
代表取締役社長
水田(熊谷)早枝子

2007年東京大学経済学部卒業。外資系消費材メーカーに入社後、2013年フルブライト奨学生としてハーバード大学経営大学院入学。2015年ハーバード大学経営大学院卒業。MBA取得。 2014年日本駐車場開発100%子会社としてTCKワークショップ設立。

日本駐車場開発株式会社
取締役
渥美 謙介

2007年慶応義塾大学卒業。インターンシップで当社を知り入社。2011年、新卒入社5年目で子会社「日本自動車サービス株式会社(現:日本自動車サービス開発株式会社)」を設立し、代表取締役社長に就任。2018年10月、日本駐車場開発株式会社常務取締役管理本部長に就任。

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    1991年からはじまった駐車場業界初のサブリース事業によって、日本駐車場開発は大きく成長してきました。そしてバレーサービスや洗車サービス等、現在も様々な付随サービスを生み出し続けています。2011年に都心のビジネスパーソンのための駐輪場併設ランナーサポート施設「Marunouchi Bike&Run」をスタートさせる等、今後は駐車場だけでなく、不動産という大きな枠組みの中で不稼動資産の活用を進めていきます。

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    2010年、日本駐車場開発グループはタイに初の海外現地法人を設立しました。以降、ASEANの加盟国の中でも成長率3〜10%以上の国に焦点を当てて、グローバル化を進めてきました。駐車場ビジネスはその国の経済発展と直結しています。また、それぞれの国ごとに法規制が異なります。各国の状況に合わせた事業を展開するとともに、交通事故や渋滞の解消等、その国の課題を解決できるような事業を目指しています。

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